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講演会のお知らせ

 
 
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講演会のお知らせ
von Admin (教育部会) VDJapan - Freitag, 17. Februar 2017, 16:13
 

講演会の情報をお知らせします。

演題: ドイツにおける難民受け入れ問題と市民意識

要旨: ドイツでは2015年をピークに、シリア、アフガニスタン、イラク、アフリカ諸国から多くの難民を受け入れており、その数は180万以上に達している(国連難民高等弁務官事務所2016年6月発表)。連邦政府と州政府は一体となり受け入れ態勢を整備し、多くの成果を挙げているが、その一方、2016年1月にケルン市で起きた北アフリカ出身の難民男性による集団暴行事件や同年12月のベルリンにおけるテロ事件の影響で、極右、右派による難民受け入れ拒否、排斥運動も過激化し、ドイツ世論は難民問題を巡って完全に二分裂している。その中で注目すべき事実は、多くの心ある市民がボランテイアで難民受け入れ活動に参加していることである。この市民たちの活動動機はさまざまであるが、ナチスにより多くの難民を国外、海外に排出した暗い過去の償い意識から、活動に参加している人々も少なくはない。
 本講演では、ドイツ連邦軍大学の学生達と難民との間で行われた対話セミナーを紹介する。セミナーではドイツ人学生が対話を分析し、受け入れ側のドイツ人にどのような能力(異文化能力、社会能力)が必要であるかを検討した。

講演者:的場主真(まとば かずま)

1962年神戸生まれ。上智大学大学院言語学博士前期課程修了後、ドイツにて社会言語学において博士号取得。その後ヴィッテンヘルデッケ大学において教授資格を取得。現在ドイツ連邦軍大学人間科学部においてGlobal Integral Competenceを研究中。2013年にはInstitute for Global Integral Competence (www.ifgic.org)を設立し、健康、経済、平和におけるコミュニケーションの役割について研究教育に従事。

日時:2017年2月27日(月曜日)18:00~
場所:関西学院大学大阪梅田キャンパス(14階) 1408教室
使用言語:日本語

問合せ: 関西学院大学言語教育研究センター 申し込み不要、入場無料 主催:首都大学東京・国際センター、関西学院大学言語教育研究センター 共催:日本独文学会ドイツ語教育部会、関西学院大学言語コミュニケーション文化学会、阪神ドイツ文学会
後援:日本学術振興会